ゲルにはなりたくない。

某グルメ漫画の影響を受けて、子供の頃からお菓子などの原材料名は気になっていた。その習慣は今でも続いていて、チョコレートなんかでも砂糖が先に来るかカカオマスが先に来るかで、味の想像をしたりする。

甘いお菓子の原材料で、よく目にする原材料の筆頭はやはり「加糖ブドウ糖液糖」だろう。見たことありますよね? 恐ろしい事になんと漢字8文字中3文字が「糖」だ。甘い。(その他の文字も加・ブドウ・液だ。じゅうぶん甘い)一応ゆるい糖質制限を今も続けている身としては、避けようとしているものの一つである。

そんなに登場回数は多くないものの、見かけると「あ、またお会いしましたね」となるのが、カゼインNaだ。この辺の感性はあまり共感を得られない気もするので、深入りは避けます。

そして数ある原材料の中でも、語感の悪さで他を圧倒するのが「ゲル化剤」である。悪いけど見る度に食欲を無くす。「ゲル化」という言葉が強すぎる。ゲル+化ですよ! 怖い。全てが思うようにはいかない世界だけど、できればゲルにはされたくない。(乳化剤なんてのもあるが、こちらは響きが穏やかである。乳になら、なんならなってみたい気もする)

それに引き換え、しつこいけどゲルは嫌だな。ゼリーなんかに入っているんだけど、背面に表記されたゲル化剤の事を思い出す度に「こいつはゼリーのような顔をしているけど本当はゲルなんだ」と不信感にかられる。だってこんにゃくゼリーは食べたいけど、こんにゃくゲルだったらいやでしょ。

で、ゲルってなんじゃいと調べたら、なんのことはないGel(ジェル)のドイツ語だった。すみませんドイツの皆さん。

ゲルと聞くとどうしてもイメージしてしまうのはスターウォーズに出てくるジャバ・ザ・ハットです。なんか「ゲル!」って感じしませんか?