今日千秋楽を迎えた山田ジャパン公演「HEY!ポール!」
僕(とSOLドラムJUNYAくん)はゲネプロで観劇し、それでも大感動だったのですが、その後の公演の反響を耳にすると僕の想像をはるかに超えたものになったんだろなあと喜び。(星に願いをも気に入ってもらえてるみたいで、喜び。)
キャスト・スタッフの皆さんお疲れ様でした! ご来場の皆さんありがとうございました!
今回は主題歌として新しく「星に願いを (2019 HEY!ポールver.)」というヴァージョンにを作ったのですが、ここに至るまでの経緯がとても僕としてはとても勉強になった。ちょっと自分語りすると
「星に願いを (2019 HEY!ポールver.)」が出来るまで↓
- ヨシタツ(座長)と打ち合わせ→アレンジは変えず、歌の再録を主にブラッシュアップするという方針を決める。
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- まずは最近のライブの雰囲気で、自然に録音してみて第一弾完成。
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- しかし歌い回しが変わってたり、ちょっと感情が多く(ようするにちょっとクサく) なってたりして芝居と合いづらい。ダンスとの兼ね合いもあり初日も迫っていてオリジナルの方が安心かもだけど、歌い回しやリズム感を戻して歌い直してみることに。
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- 新たに歌うも、聴き比べるとオリジナルテイクの新鮮さや、拙さも含めたひたむきさみたいなものが、よりシーンに合っていると思えてくる。
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- 曲ができた直後の新鮮なテイクはやはりいい!ということで、基本はオリジナルテイクを活かして、細かな部分を編集によってクオリティをあげる方向に。それで新鮮さとクオリティが両立したと思える納得の第二弾完成。
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- 劇場で聴いて響きを確認。良いと思ったし座長的にもOKで、一安心。しかし初めて劇場で稽古を観て、なんか歌える気がしてきてスタジオに帰ってもう一度レコーディングしてみる。結果オリジナルの良さと今の歌との良いとこどりが出来た気がする。
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- 翌日ゲネプロを観て感動と刺激を受け、やはり新しいテイクが良いはずと思う。と思い特急で第三弾完成。でもこういうのって主観と客観はだいぶ違うから採用されるかちょっと不安。
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- 無事OK! やはり今の歌でこのお芝居に参加できて良かった!めでたしめでたし。
…という変遷がありました。
短いスパンの中で主観と客観を行き来しつつ、歌い慣れてる歌を何度も歌ったのでとても勉強になったし、新しい喉の筋肉の両立のさせ方を発見したりして、成長できた気がします。同時に改めて歌い手としてまだまだだなあと痛感。や、良くはなってると信じてるんやけど、山の頂が見えへんわーという感じ。
まぼろしの?アウトテイクとして第一弾の歌貼ってみますね。