昨年末に何気なくつけていたテレビでドラマ”サ道”が放送されていた。なんらかのスペシャルの予告的な感じで、第一回を振り返るという内容だった。噂に違わず面白かったし、主題歌もおしゃれで(まるでコーネリアスやな…と思ってたら実際コーネリアスでした)はまってしまい、早速原作マンガも読んでみました。(読みたいものがすぐに手に入るので、電子書籍はありがたい)
そこでは例の「ととのったー!」が「サウナトランス」と描写されていて、なるほどと膝を打った。サウナ浴とは熱さに耐える…水風呂で冷たさに耐える…みたいな、わりと受動的なアクティビティだと思っていたのが、実はトランス状態を求めて能動的に体を熱したり冷ましたりしていたわけだ。またその理屈として、温冷交代浴によって血管を収縮&弛緩させ、血行を良くして脳に大量の酸素を供給する→ドーパミン的なものドバーでサウナトランス、という解説がされていた。
うん…? 温冷交代浴?
温冷交代浴といえば、数年前に僕がだいぶはまった健康法ですがな!
その頃僕はすこぶる調子が悪く、なんか「食べない人たち」「不食」みたいな事を調べ始め、その道では有名な森美智代さんを知り(1日青汁一杯しか飲まないのに、牛みたいな腸内環境のおかげで健康な人)その指導をされた甲田光雄先生に行き着き、「西式甲田療法」なるものを始めたんだけど、その中心となるものの一つが温冷交代浴だったのです。
西式甲田療法の温冷交代浴は割とせわしなくて、あったかいお風呂→水風呂(または水シャワー)を1分間ごとに9回(以上)繰り返すというもの。これは確かに実践初日からてきめんに効果があって、心も体も少し軽くなったようだった。はじめたばかりの頃は少しの間でもあれば(リハーサルと本番の間でも)交代浴をしにスパに行ったくらいなので、ある程度は快感を感じていたのだと思うけど、さすがに「ととのったー!トランス!!」というものではなかった。おそらく、そこまではいかないように一分という短時間での繰り返しを指導されていたのかな?(西式甲田療法にはその他金魚体操とか、なんか体を左右にゆさぶるやつとか、食餌療法とか、色々あります。食餌療法はいわゆるマクロビ的なもので、僕の持論とは合わないんだけど、でも青汁はやっぱりいいよね)
というわけで、少しは覚えがある温冷交互浴ですが、やはり僕もトランス的にがっつりととのいたい!感謝の気持ちに溢れたい!というわけで、今度隙をみて行ってみます。わくわく。